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1999 年度 実績報告書

芳香族アミン曝露者に発生する尿路上皮腫瘍の分子生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11671577
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

新家 俊明  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (00073718)

研究分担者 稲垣 武  和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (30254543)
キーワード芳香族アミン / 職業性尿路上皮癌 / p53遺伝子 / PCR-SSCP / 点突然変異
研究概要

PCR-SSCP法による職業性尿路上皮腫瘍のp53遺伝子突然変異の検討:
教室に保存されている一般人口に発生する尿路上皮腫瘍4例、および、職業性尿路上皮腫瘍14例のパラフィン包理組織をp53免疫染色し、前者で4例中3例に、後者で14例全例でp53蛋白陽性であった。つぎに、パラフィン包理組織からDNAを抽出し、p53プライマーによってPCR法により増幅した。得られたPCR産物を泳動、分離したDNAを銀染色し、異常バンドを切り出しDNA抽出後再びPCR法により増幅した。このPCR産物をdirect sequenceした結果、一般人口に発生する尿路上皮腫瘍4例中1例でexon 6のcodon205にA to Gの点突然変異を認めた。他方、職業性尿路上皮腫瘍14例中2名において、exon 8のcodon279遺伝子のG to Aの点突然変異を認めた。現在、さらに症例数を増やすとともに、exon 5における点突然変異検索中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 新家俊明(共著): "臨床泌尿器科のコツと落とし穴(2)手術療法Part1"阿曽佳郎・編集 中山書店. 155 (1999)

  • [文献書誌] 新家俊明(共著): "臨床泌尿器科のコツと落とし穴(4)非観血的治療法"阿曽佳郎・編集 中山書店. 171 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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