研究課題/領域番号 |
11671650
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
高松 潔 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (30206875)
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研究分担者 |
柳本 茂久 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (90286542)
弟子丸 亮太 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (40286539)
岡本 雅嗣 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (20276322)
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キーワード | Osteoporosis / Neuropeptide receptors / Menopause / Estrogen / Bone Metabolism |
研究概要 |
骨におけるneuropeptide receptorの発現におけるエストロゲンの関与を解析するために、雌性ddyマウスを用いて、偽手術群(Sham群)、両側卵巣摘出群(OVX群)、徐放性17β-estradiol剤を埋込みエストロゲンを補充した群(HRT群)の3群における11種類のneuropeptide receptorの発現をRT-PCR法により比較検討した。その結果、大腿骨においては、各種neuropeptide receptorのうち、neuropeptide Y1、Y2receptor、β2-adrenergic receptor、β3-adrenergic receptor、calcitonin gene-related peptide receptor、vasoactive intestinal polypeptide(VlP)type 2 receptor、Substance P receptor、pituitary adenylate cyclase activating polypepetide(PACAP)receptorが発現しており、neuropeptide Y5 receptor、β1-adrenergic receptor、VlP type 1 receptorの発現は認められないことが明らかになった。Substance receptorとPACAP receptor、β3-adrenergic receptorおよびneuropeptide Y1 receptorにおいて、その発現にエストロゲン環境が関与している可能性があり、半定量法にて確認中である。
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