研究課題
基盤研究(C)
本年度はヒツジ胎仔慢性実験モデルを用いて以下の実験を行った.1.妊娠125日前後のヒツジ胎仔の脳内に埋め込み型脳温測定器,頚動脈に採血用カテーテルを装着しヒツジ胎仔慢性実験モデルを作成した.2.術後4日目に胎児頚静脈よりアデノシン輸送阻害剤であるプロペントフィリンを前投与した後,臍帯圧迫による低酸素モデルを作成し,アデノシンの胎児低酸素ストレスに対する脳保護効果について脳温変化から検討した.以上の実験を完成させ,その成果を日本産科婦人科学会雑誌に投稿し受理された.
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