研究課題/領域番号 |
11671868
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
高橋 章 徳島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (30252688)
|
研究分担者 |
高橋 千恵子 徳島大学, 歯学部, 助手 (90263863)
前田 直樹 徳島大学, 歯学部, 助手 (10219272)
|
キーワード | 教育 / ティーチングファイル / HTML / 画像診断 |
研究概要 |
口腔領域画像診断の卒前・卒後教育の充実を目標として、試験運用を行っている画像診断ティーチングファイルの価値を高めることを目的として、以下のような検討及び改良を行った。平成11年度の研究計画に基づく実績は以下の通りである。 1)ティーチングファイル作成及び閲覧のための設備拡充として、病理組織標本画像の直接デジタル入力による入力の簡便化と画質の改良を行った。また、パーソナルコンピュータを2台設置して学内イントラネットに接続し、オンライン閲覧の評価に利用した。 2)ノート型パーソナルコンピュータを中心に利用されている液晶ディスプレイでティーチングファイルを閲覧した結果、ファイルで多用されている8ビットモノクロ画像の一部では十分なコントラストが得られず観察困難であった。現在、改善に関する検討を進めている。 3)徳島大学歯学部学生に対するアンケートの結果、パーソナルコンピュータ所有者の過半数はPowerPC750あるいはPentiumIII300MHz相当以上のCPUを有していることが判明した。68040CPUでの使用を前提に構築したティーチングファイルの閲覧には十分な性能を有する一方、アンケートによるモニタリングでは画質が不十分という意見もあり、ファイル容量を犠牲にしても画質改善を図る必要があり、適切な画像サイズに関して改めて検討を進める必要があることが判明した。 4)ティーチングファイルの一般公開に先立って、コンピュータ断層画像を用いた3次元処理に関する解説ファイルをpdf形式で徳島大学歯学部歯科放射線学講座ホームページで一般公開し、学内の各講座と国内の歯科放射線学講座にモニタリングを依頼して評価を得た。
|