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2000 年度 実績報告書

HTML形式による画像診断ティーチングファイルの改良

研究課題

研究課題/領域番号 11671868
研究機関徳島大学

研究代表者

高橋 章  徳島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (30252688)

研究分担者 高橋 千恵子  徳島大学, 歯学部, 助手 (90263863)
前田 直樹  徳島大学, 歯学部, 助手 (10219272)
キーワード教育 / ティーチングファイル / HTML / 画像診断
研究概要

口腔領域画像診断の卒前・卒後教育の充実を目標として、試験運用を行っている画像診断ティーチングファイルの価値を高めることを目的として、以下のような検討及び改良を行った。平成12年度の研究計画に基づく実績は以下の帳りである。
1,ティーチングファイルの構築と改良のためには症例の蓄積が必須である。徳島大学歯学部附属病院では過去5年間来院していない患者の検査画像に対しては教育・研究用の資料として歯学部に移管することとなった。移管に際し、各画像のチェックを行い、保管状況をデータベース化することによりフィルムライブラリを構築した。現在までにフィルムライブラリ該当症例は3万件を越えており、将来的な検索やファイリングシステムの導入に対応するために、パノラマエックス線画像を中心として順次デジタル取り込み、DICOM3.0形式での保管を計画している。この場合、高品位の画像取り込みが可能となるレーザーフィルムスキャナの導入が望まれる。
2,一般の電話回線による閲覧を試みた(54kbps)が、十分な画像品質を有する容量のファイルではダウンロードに非常に時間を要するため、オンライン閲覧が適さないことが判明した。そのため、学外での利用はファイルをCD-Rにコピーし配布することによって閲覧が適すると考えられた。
3,CD-Rの容量は現状で700MB程度であり、ティーチングファイル症例数の増加に伴い、CD-Rでは容量不足が将来的に危惧される。そのため、DVD-RAMでの配布が有効になると考え、試験的に実施した。現状での汎用性を考え、メディアは片面2.6GBで、ケースから取り出し可能なTypeIIのものを利用した。その結果、DVD-RAMからの直接読みとりではアクセス速度が限られるために操作性が阻害されることがわかった。これに対しては、DVD-RAMの情報をハードディスクにコピーすることにより改善された。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 高橋章: "舌動脈に生じた非外傷性仮性動脈瘤の1例"歯科放射線. 40巻3号. 200-208 (2000)

  • [文献書誌] 菅原千恵子: "頸部リンパ節評価におけるTissue Harmonic Imagingの有用性"歯科放射線. 40巻増刊号. 48 (2000)

  • [文献書誌] 高橋章: "鄂顔面部病変における超音波三次元表示法(3-Scape(TM))の有用性について"歯科放射線. 40巻増刊号. 70 (2000)

  • [文献書誌] 工藤隆治: "パノラマX線撮影装置を用いた鄂関節撮影法 第4報 顎関節側面パノラマ4分割撮影法における骨外形の出現度"歯科放射線. 40巻4号. 237-241 (2000)

  • [文献書誌] 工藤隆治: "パノラマXせん撮影装置を用いた顎関節撮影法 第5報 顎関節側面パノラマ4分割撮影法における断層域の検討"歯科放射線. 40巻4号. 242-250 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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