研究課題/領域番号 |
11671889
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
有地 淑子 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (60232063)
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研究分担者 |
有地 榮一郎 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (00150459)
後藤 真一 愛知学院大学, 歯学部, 助手 (30319206)
川又 明敏 朝日大学, 歯学部, 助教授 (30195143)
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キーワード | 燕下 / 超音波断層法 |
研究概要 |
健常例に対して、既存の超音波装置Logiq700(GE横河社製)を用いて、嚥下運動の超音波検査を施行した。嚥下口腔期の舌運動、すなわち、舌尖の挙上、舌背面陥凹形成、舌背面の硬口蓋への押しつけ、舌根の前方移動の、各相の超音波Bモード画像を経時的に、ビデオテープおよび光磁気ディスクに記録した。また舌骨上筋群に分布する血管枝に対して、カラードップラ法も施行した。 既存の透視装置DCW-30A(東芝社製)および今回購入の愛知学院大学仕様の移動型X線ビデオ透視用椅子(ともえ工房)を用いて、舌運動のビデオ嚥下X線造影(以下VFと略す)を時間軸をあわせて撮影し、ビデオテープに記録した。 超音波Bモード画像を既存のビデオ編集ソフトウェアAdobe premicre(Adobe Systems社製)を用いて、今回購入の画像解析用コンピュータPower Mac G4(Apple社製)に取り込んだ。同様にVF画像もコンピュータに入力した。既存の画像解析用ソフトウェアNIH Image(National Institutes of Health)を用いて、超音波Bモード画像における舌運動の時間計測および形態計測を行った。この結果をVF解析と比較検討し、舌動態を描出するのに最適な超音波検査を再検討した。 以上により、超音波画像を用いて、リアルタイムに舌動態を解析するシステムを構築した。
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