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1999 年度 実績報告書

咬合力および咬筋の筋活動量と筋横断面積を指標とした咬筋機能の評価

研究課題

研究課題/領域番号 11671963
研究機関愛知学院大学

研究代表者

佐久間 重光  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (80271386)

研究分担者 有地 淑子  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (60232063)
村上 弘  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (50182100)
有地 榮一郎  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (00150459)
キーワード咬合力 / 咬筋 / 筋横断面積 / 筋活動量
研究概要

本年度は,咬筋の横断面積および筋活動量と咬合力の同時記録を行うに先立ち,以下のことを行った.
1.咬筋の筋幅および横断面積を測定する際の測定精度の確認
超音波装置Logiq 700(GE横河メディカルシステム社製)を用い,健常有歯顎者1名に対し安静時における咬筋の描出を行った.この画像に対し,筋幅および横断面積の測定を繰り返し5回行った際の測定誤差を算出した.その結果,測定誤差は0.9%であることがわかった.なお咬筋の描出には,12MHz active matrix transducer(測定範囲:6〜14MHz)を使用し,被験者の姿勢は座位とした.
2.測地時における咬みしめ強さと咬筋の測定部位の決定
咬筋の厚さおよび横断面積の測定部位としては現在までいくつかの報告が見られる。古くはFH平面に対し30°下方に角度を持ち下顎角部より3cm上方の平面とするものや、口角と耳珠間を結んだ線分が咬筋と交わる頬部で測定を行っていた。最近の報告では、筋繊維の走行方向に対して垂直に測定を行うことが生理学的検知から見ても望ましいとの報告があることから、本研究では下顎下縁に対し平行で1.5mm上方を咬筋の測定部位と決定した。
また、咬みしめ強さについては、咬合力測定時における咬合力の再現性を検討した報告から、中等度以上の咬みしめ強度が必要になることが分かっている。しかし、中等度の咬みしめでは強度の規制をするために装置を用いなければならなくなることから、チェアーサイドで簡便に行うことができる最大咬みしめを本研究では採用した。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2013-09-03  

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