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2000 年度 実績報告書

有限要素モデルからみた仮想咬合異常が生体に及ぼす影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号 11672072
研究機関愛知学院大学

研究代表者

永原 邦茂  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (90175513)

研究分担者 中村 昭二  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (80175504)
キーワード三次元有限要素モデル / 頭・頸部 / Temporomandibular joint / 咬合異常 / 生体 / Finite element analysis
研究概要

正常咬合を有する頸椎を含む頭部の成人骨格標本を眼耳平面と平行となるように固定し、CT撮影によりデータを得た.。
このデータより、ワークステーションを用いて頭・頸部の立体構築をした後、三次元計測ソフトをもちいて、頭部・頸部の緻密骨・海綿骨・上下顎歯など18の要素グループの座標を算出した後、頭・頸部の三次元有限要素モデルを作成した。
次に、このモデルを用いて生体との等価性を検証するため以下の2種類の解析を行った。
1. 噛みしめ時に顎関節部に与える影響
2. 頭部牽引時に頸部にかかる影響
その結果、このモデルは生体との等価性のあることが検証された。そこで以下の実験計画を現在続行中である。
1. 咬合異常が頸椎や頸部の筋に与える影響
2. 頸椎の異常が咬合や頸部の筋に与える影響
この研究と関連のある発表を第48回JADRにBiomechanical evaluation of the effect of splint therapyと題して発表した。この内容は噛みしめ時にスプリントを使用した場合に、顎関節部に与える影響を検証したもので、その結果明らかに顎関節部に緩衝作用があることが証明できた。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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