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1999 年度 実績報告書

Hmx-1ホメオボックス遺伝子の外耳発生・中耳骨形成に対する役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 11672252
研究機関長崎大学

研究代表者

吉浦 孝一郎  長崎大学, 医学部, 助手 (00304931)

研究分担者 新川 詔夫  長崎大学, 医学部, 教授 (00111170)
キーワードHmx-1 / in situ Hybridization 法 / 致死性遺伝子
研究概要

キメラマウスを正常C57BL/6マウスと交配しヘテロ接合体及びホモ接合体を得ることができた。ヘテロ接合体どうしの交配から得られたマウス約300匹より抽出したDNAを用いジェノタイプを決定したろころ、野生型/テロ接合体/ホモ接合体=3/6/1であり、ホモ接合体の約60%が致死的であると考えられた。受精後8.5日ですでに吸収されている(死んでいる)胎児が確認された。Hmx-1遺伝子が受精後8.5日以前に胎児組織にて発現している可能性があり現在、5.5〜8.5日の胎児組織切片上にて非アイソトープ性のin situ hybridization法及びアイソトープ性のin situ hybridization法にてmRNAの発現を確認しているが、いずれの方法にても発現確認が困難である。誕生したホモ接合体マウスに関しては、形態的に奇形がなく、繁殖能力においても何ら問題ない。
現在、我々は受精後8.5日にて吸収されている胎児の組織切片を作製し、異常の見られる細胞系が何か?また吸収されている胎児が全てホモ接合体か?を決定する予定である。またHmx-2のノックアウトマウスを譲り受けダブルノックアウトマウアウの作製を試みて表現型の重症度が増すかの検討を行う予定である。その後論文作成にとりかかる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] J.Machida,K.Yoshiura et al.: "Transforming growth factor-a(TGFA): Genomic structure,"Genomics. 61. 237-242 (1999)

  • [文献書誌] K.Yoshiura et al.: "Co-localization of doublecortin with the microtubules: An ex vivo"Journal of Neurobiology. (in press). (2000)

  • [文献書誌] 吉浦孝一郎: "骨系統疾患責任遺伝子"関節外科 ―基礎と臨床―. 18. 104-105 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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