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2000 年度 実績報告書

臓器特異的遺伝子検出による新しい癌の遺伝子診断法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 11672289
研究機関筑波大学

研究代表者

中井 利昭  筑波大学, 臨床医学系, 教授 (30049192)

研究分担者 竹越 一博  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (40261804)
磯部 和正  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (10151440)
キーワード副腎髄質 / 褐色細胞腫 / オレキシレセプター / AT_2レセプター / TH isoform
研究概要

本研究の目的は、癌の体細胞レベルでの遺伝子診断、すなはち臓器特異的遺伝子を検出して、早期診断や病勢診断を行うことにある。
われわれは脳内のみに限局すると思われていたオレキシンレセプターが副腎髄質に視床下部と同等くらい強力に発現していることを発見し、その作用の一端も明らかにした。またカテコールアミン合成の律速酵素であるTyrosine hydroxylaseのisoformの発現パターンが、正常副腎髄質と褐色細胞腫で大きく異なっていることを明らかにし、カテコールアミン産生能と関係のあることを明らかにした。副腎髄質においてはアンギオテンシンIIサブタイプ2レセプターの発現が優勢であり、分泌に抑制的に作用することを明らかにした。
これら知見が、機能異常解明や病態解析に役立つと思われる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Nanmoku T, et al: "Orexins suppress catecholamine synthesis and secretion in cultured PC12 cells"Biochem Biophys Res Commun. 274・(2). 310-315 (2000)

  • [文献書誌] Takekoshi K, et al: "Angiotensin-11 subtype 2 receptor agonist (CGP-42112) inhibits catecholamine biosynthesis in cultured porcine adrenal …"Biochem Biophys Res Commun. 272. 544-550 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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