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2000 年度 実績報告書

腫瘍細胞破壊の総合的研究-特に樹状細胞について-

研究課題

研究課題/領域番号 11672300
研究機関琉球大学

研究代表者

荒木 弘一  琉球大学, 医学部, 教授 (40040604)

研究分担者 仲本 和美  琉球大学, 医学部, 助手 (30244338)
キーワードCD1a / CD11c / CD83 / CDw123 / MACS cell separation
研究概要

樹状細胞はT細胞に抗原特異的に活性化することのできる抗原提示細胞である。そこで臍帯血(CB)について、蛍光染色を行って割合を調べると、CD1a^+の細胞は0.2〜1.2%、CD11c^+1.4〜28.2%CD83^+の細胞は0.2〜2.9%であった。またCD83^+を中心に二重蛍光染色を行うと、CD83^+FITC/CD1a^+PEでは0〜0.1%,CD83^+FITC/CD11c^+PE0〜2.8%、CD83^+FITC/CDw123^+PE0〜0.6%であった。
CD1a^+0.2〜0.3%、CD11c^+9.6〜12.7%であったCBにγhIL-3を加えて3週間培養したところ、CD83^+/CD11c^+9.2%,CD83^+/CDw123^+0.2%であった。
次に、T細胞、NK細胞、マクロファージをAutoMACSでネガティブフラクションをえて、その後AutoMACSでポシティブセレクションカラムにかけてDCをえて、フローサイトメーターで測定するとノイズが多く測定不可能であった。これはどういうことなのか検索中である。今後はGM-CSF、IL-4、TNFαを使用して、in vitroで増幅して用いる方法の検討が必要である。またFL3リガンドを投与すると樹状細胞の前駆細胞が増える事が知られており試みる予定である。更に免疫療法についてBalb/c、P3X63を用いて検討する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.Araki,K.Nakamokto: "Clinical significans of serum soluble IL-2R levels in patients with adult T-cell leukemia (ATL) and HTLV-I carriers."Clin.Exp.Immunol.. 119. 259-263 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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