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2002 年度 研究成果報告書概要

体感音響システムにおける音楽鑑賞態度とリラクセーション効果との関係

研究課題

研究課題/領域番号 11672327
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関鳥取大学

研究代表者

三瓶 まり  鳥取大学, 医学部, 講師 (90226085)

研究分担者 南前 恵子  鳥取大学, 医学部, 講師 (30252878)
前田 迪郎  鳥取大学, 医学部, 教授 (70032208)
研究期間 (年度) 1999 – 2002
キーワード体感音響システム / リラクセーション / カテコールアミン / β-エンドルフィン / POMS心理テスト
研究概要

目的:本研究では健康な男女および出産後の女性を対象にボディソニック臥床によるリラクセーション効果を検討し、その使用法について明らかにする。実施計回:(1)平成11年度〜音楽の種類によるリラクセーション効果を比較した。(2)平成12年度〜出産後の女性を対象にボディソニック臥床と安静臥床法を行い、リラクセーション効果を検討した。(3)平成13年度〜出産後の女性を対象にボディソニック臥床を行い、リラクセーション効果が身体に与える影響として乳汁分泌ホルモンと子宮収縮ホルモンを測定し、検討した。(4)平成14年度〜曲の作用の違いによるリラクセーション効果を検討した。結果:(1)平成11年度〜安らぎ音楽と好みの音楽を用いた結果、主観的なリラックス感には差はなかった。カテコールアミン、β-エンドルフィンのホルモン変化も差はなかった。安らぎ音楽、好みの音楽どちらを用いてもボディソニック臥床によってリラクセーションは得られることが示唆された。(2)平成12年・13年度〜出産後の女性ではボディソニック臥床法が安静臥床法よりリラックス感が高く、POMS心理テストでは緊張、怒り、疲労、混乱において有意に改善された。ホルモン変化はアドレナリン、ノルアドレナリンは臥床後滅少し、ドーパミンはボディソニック法で有意に増加した。(3)平成14年〜曲の作用の違いによるリラクセーションは安らぎ音楽で高かった。しかし、臥床後の気分の改善はアップテンポの曲で高かった。まとめ:ボディソニック臥床では安らぎ音楽、好みの音楽どちらを用いてもでもリラクセーション効果はある。しかし、気分の改善では好みの音楽、アップテンポ音楽で効果は高い。出産後の女性ではボディソニック臥床法は心理的にリラクセーシヨン効果が高かった。ホルモン分析から、リラクセーションによって交感神経が抑制されていた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Mari Sampei, et al.: "Dioxins and Fatty Acids in Breast, Milk of Primiparas in Yonago District, Tottori Prefecture, Japan"Yonago Acta medica. 45. 103-111 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 南前恵子, 三瓶まり 他: "臨床実習指導者と看護学生の対話会の効果"日本医学看護学教育学会誌. 11. 5-7 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Mari Sampei et al.: "Dioxins and Fatty Acids in Breast Milk of Primiparas in Yonago District, Tottori Prefecture, Japan"Yonago Acta Media. 45-3. 103-111 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2004-04-14  

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