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1999 年度 実績報告書

「ケアリングを促進する人間関係」のシミュレーション型CAI学習教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11672355
研究機関東海大学

研究代表者

村中 陽子  東海大学, 健康科学部, 教授 (30132195)

キーワード看護教育 / CAI / 人間関係 / コミュニケーション / ケアリング
研究概要

1."患者と看護婦の人間関係"に関する学習課題を設定するための基礎データの収集
(1)調査対象:患者および学生と直に関わりのあるエキスパートとして,病棟主任看護婦を選定
(結果の偏りを防ぐために私立系大学病院2施設とした))
東海大学医学部付属病院 病棟主任看護婦 22名
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 病棟主任看護婦 10名
(2)調査内容:自分と患者とのコミュニケーション,看護学生のコミュニケーション傾向,
スタッフナースのコミュニケーション傾向,
ナースのコミュニケーションが原因で生じた悪い出来事
(3)調査方法:面接調査(テープ収録)
2.データの分析,結果
内容分析の結果,エキスパートナースは,患者とのコミュニケーションで心がけていることが明確であることがわかった。また,患者とのコミュニケーションの良否については,経験よりも本人の自覚がもっとも影響すると捉えられている。学生と若いスタッフナースのコミュニケーション傾向は類似し,特に,接遇に関する問題が指摘された。さらに,傾聴の姿勢が備わっていないことが浮き彫りになった。
3.学習コースの基本
看護におけるコミュニケーションの意義・重要性を理解できるように,さまざまな看護場面で生じている現象を提示(VTR)し,学習者が現実的に問題を認識,検討,解決,展望できるコースづくりを行う。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 根岸茂登美,小金澤多門,丸岡明子,高橋まゆみ,村中陽子: "コミュニケーション技術学習のためのシミュレーション型CAIの開発"第30回日本看護学会抄録集-看護教育-. 6 (1999)

  • [文献書誌] M. Takahashi, Y. Muranaka, M. Negishi, A. Maruoka, T. Koganezawa: "How to Create a Nursing CAI in the Specialized Course / Nursing Seminar in Baccalaureate Program"Nursing Informatics. 47. (2000)

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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