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2000 年度 実績報告書

「ケアリングを促進する人間関係」のシミュレーション型CAI学習教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11672355
研究機関東海大学

研究代表者

村中 陽子  東海大学, 健康科学部, 教授 (30132195)

キーワード看護教育方法 / CAI / コミュニケーション / シミュレーション
研究概要

看護教育においてトレーニングを要するコミュニケーションの要素の中で、「傾聴」「共感」「受容」「支持」「尊重」「誠実さ」について学習可能なシミュレーション型CAIプログラムを作成した。
1.プログラムの特徴:
(1)学習目標:(1)自分自身の対人関係の傾向を知る。
(2)看護場面において人間関係を良好にする言動を知る。
(3)看護場面において人間関係を阻害する言動を知る。
(4)患者やその家族の状況の変化により、ニーズが変化しコミュニケーションの方法も変わることを知る。
(2)学習内容:(1)看護におけるコミュニケーションの意義・目的
(2)コミュニケーションの要素(傾聴、共感、受容、誠実さ、尊重、支持)の意味とそれらが必要な看護場面
(3)対象を理解した言語的コミュニケーレョンのあり方
(3)学習方法:(1)ナースになり、さまざまな場面における問いかけに対して意思決定を行い、コースを進む。
(2)写真を取り入れたリアリティのある看護場面の提示や、サウンドとイラストを取り入れたフィードバックメッセージにより、学習意欲を高められる。
(3)わからない用語は辞書機能により解説を受けられる。
2.プログラム全体の評価:このプログラムは2事例からなり、そのうち1事例のコースの評価は実施でき効果が認められたが、コース全体の運用・評価は課題として残された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Mayumi Takahashi et al.: "How to Create Nursing CAI in the Specialized Course/Nursing Seminar in the Baccalaureate Program"Nursing Informatics 2000. 845-846 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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