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2000 年度 実績報告書

在宅がん患者における看護・介護量の数量化モデルの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11672360
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

竹谷 英子  名古屋市立大学, 看護学部, 教授 (50241203)

研究分担者 川口 毅  昭和大学, 医学部・公衆衛生学, 教授 (30090385)
鈴木 啓子  名古屋市立大学, 看護学部, 講師 (70315894)
キーワード看護 / 介護 / デマンド / ニーズ / がん患者 / 脳卒中患者
研究概要

在宅がん患者の看護・介護量を多面的に把握し,それらの測定方法を確立する目的で,愛知県,長野県ならびに東京都の訪問看護ステーションに登録され,調査期間中に当該訪問看護ステーションからの訪問看護サービスを受けていた在宅がん患者55人を選定し,調査を実施した。調査内容は,看護・介護に従事している訪問看護婦とホームヘルパーに,現在実際に提供している看護・介護量および看護・介護職自身が必要と判断した看護・介護量の調査と,患者本人(または家族)を対象とした,本人が受けている看護・介護量および本人(および家族)が望んでいる看護・介護量の評価である。前者は自己記入方式で行い,後者は看護専門職による訪問面接調査法によって実施した。調査項目は,患者の性,年齢,病期および家族,看護婦,ホームヘルパーが実際に患者に提供した看護・介護量で,各人毎各項目毎にその実施頻度と1回当たりの平均所要時間数を調査した。調査結果に基づき在宅がん患者の看護・介護量を算出し,分析していく中,さらに,疾患の違いからみた在宅がん患者の看護・介護サービスの特性を明らかにする目的で,調査対象者を在宅脳卒中患者55人にまで拡げ,同様の調査を実施した。在宅がん患者と在宅脳卒中患者の看護・介護サービスのデマンド,ニーズを比較・検討する中で,両者の違いを明らかにすべく取り組んだ。その成果は日本公衆衛生雑誌に掲載予定である。
なお,看護・介護デマンド,ニーズに基づく看護・介護マンパワーの必要量についても試算し,今後,さらに対象数,患者・地域特性等について拡大し,研究を進めていく必要性を示した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 竹谷英子,星山佳治,川口毅: "在宅がん患者と脳卒中患者の看護量,介護量の比較"日本公衆衛生雑誌. 48(3)(掲載予定). (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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