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2000 年度 実績報告書

高齢者の自立を目指した転倒ケアに関する縦断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11672368
研究機関浜松医科大学

研究代表者

鈴木 みずえ  浜松医科大学, 医学部, 助教授 (40283361)

研究分担者 金森 雅夫  浜松医科大学, 医学部, 助教授 (90127019)
佐藤 直美  浜松医科大学, 医学部, 助手 (10293630)
大山 直美  浜松医科大学, 医学部, 助手 (40152269)
キーワード高齢者 / 転倒予防
研究概要

平成12年度は、2ヶ所の地域の調査を開始した。磐田市対象は、磐田市「いきいき健康セミナー」の参加者218名は、男性43(19.7%)女性175名(80.3%)平均年齢男性73.7歳(±6.03)女性71.3歳(±5.71)であった。年齢階級別では60歳代男性11名女性75名計86名、70歳代男性26名女性87名計113名、80歳代男性6名女性13名計19名であった。過去一年間で転倒経験が一回以上ある男女合わせて54名である。これらの転倒の状況など磐田市いきいき健康セミナーを通して参加者に健康教育を実施した。骨密度との関係では、運動をしている人の方が良好であった。またFS-36という健康に関連したQOLの調査項目を実施したが、骨密度の高い人は、QOLのスコアも良好であった。伊豆長岡町では、来年度、運動を中心とした転倒予防教室を実施予定である。これは研究課題である転倒予防の自立支援に関する介入の研究にあたるが、そのプレ調査として伊豆長岡の転倒予防教室では施設に併設した町内のプールがあるため水中ウォーキングなどの運動を含めた対象者10名介入研究を行なった。歩行速度、重心動揺測定などを行ない、改善がみられていた。SF-36でも精神健康度や活力など身体面ばかりでなく、精神面での良い影響を及ぼしていることが示唆された。転倒予防教室として水中ウォーキングを実施しているところは非常にまれであるため、効果が期待される。2月には、伊豆長岡町の各老人クラブで参加者を募り、転倒調査を実施した。63名の高齢者が参加しており、今後解析の予定である。これらの対象者から、次年度、機能回復を目的とした転倒教室を実施する。
2月には医学書院から「転倒ケア-予測・予防と自立支援のすすめ方-」というタイトルで、実践家の方々が使用できる転倒予防のケアマニュアルを作成した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 鈴木みずえ,金森雅夫: "老人施設における転倒.骨折予防のための生活指導、生活援助"骨・関節・靭帯. 13・3. 831-839 (2000)

  • [文献書誌] 鈴木みずえ 他: "転倒ケア-予測・予防と自立支援の進め方-"医学書院. 130 (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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