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2001 年度 実績報告書

高齢者の自立を目指した転倒ケアに関する縦断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11672368
研究機関浜松医科大学

研究代表者

鈴木 みずえ  浜松医科大学, 医学部, 助教授 (40283361)

研究分担者 金森 雅夫  浜松医科大学, 医学部, 助教授 (90127019)
大山 直美  浜松医科大学, 医学部, 助手 (40152269)
キーワード高齢者 / 転倒予防
研究概要

平成13年度の磐田市の調査では、昨年と同様に磐田市「いきいき健康セミナー」の参加者に骨密度の測定と転倒調査を実施した。平成13年度の対象者は、191名男性27名、女性164名であった。過去1年以内に転倒した人は、30名(15.8%)、であり、骨密度は、男性0.79g/cm^2、女性0.62g/cm^2であった。平成12年度の対象者に1年後の追跡調査を実施した。追跡調査の対象者は163名(男性43名、女性175名)、転倒を経験した37名は(22.7%)であった。平成12年度と13年度の健康関連QOLの指標であるMOS short Form 36 health survey(SF-36)の差を算出し、転倒の有無で比較したところMHの(心の健康)が有意に低下していた。在宅高齢者の日常生活の転倒では、身体的な影響よりも精神面への影響があることが示唆された。これは、今後、閉じこもりなどに以降していく可能性があり、今後も追跡していく予定である。また、RP(日常役割機能:身体)、(日常役割機能:精神)も1年後の差がみられ、転倒が日常生活における役割機能などを阻害している状況が伺えた。
平成13年度は地域の在宅高齢者の調査に加え、老人保健施設および特定機能病院における転倒調査も開始した。老人保健施設では、重度痴呆で徘徊の頻度の高い高齢者、夜間の排泄とのなどに転倒が多かった。特定機能病院では、持続点滴、睡眠薬、安定剤、ドレーンなどの治療に関連した高齢者の転倒が多かった。平成14年度はこれらのデータにもとづいて、老人施設および特定機能病院の高齢患者の特徴を踏まえた転倒リスクアセスメントツールを作成する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 鈴木みずえ, 大山直美, 泉キヨ子: "在宅高齢者への転倒、転落予防介入"EBNURSING. 2・1. 34-42 (2001)

  • [文献書誌] 鈴木みずえ: "高齢者の骨・関節疾患-日常生活とQOL医療チームによる日常生活指導のポイント"Clinician. 48・501. 72-78 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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