| 研究課題/領域番号 |
11672388
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| 研究機関 | 大阪府立看護大学 |
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研究代表者 |
末原 紀美代 大阪府立看護大学, 看護学部, 教授 (90112044)
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| 研究分担者 |
三宅 寿美 市立芦屋病院, 看護部長
千代 豪昭 大阪府立看護大学, 看護学部, 教授 (20098536)
田中 克子 大阪府立看護大学, 看護学部, 講師 (20236574)
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| キーワード | 災害看護学 / 危機管理 / 看護教育 / 教育プログラム / 教育教材 |
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| 研究概要 |
災害発生時の初期対応の系統的な教育システムと教育・訓練プログラムの開発に着手している。平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の教訓を基に医療機関では災害医療の初期活動を定期的に行っている。しかし、その規模は施設の状況により異なり、災害への認識も千差万別である。そこで災害看護と危機管理が学べる看護学生並びに新規採用看護職を対象にした災害初期活動訓練教育プログラム(災害看護教育ビデオ)を試作している。大震災を体験した公立病院での災害訓練状況と大震災を体験していない公立病院での災害訓練状況をベースにビデオ撮影し、災害看護に必要な看護活動を主眼においた教育ビデオである。
特に、災害発生時から対策本部の設置、マンパワーの確保と配置、初期医療活動の開始と連携、救命救急でのトリアージ、他の医療機関への搬送、感染対策などを基にそこでの看護の機能と役割並びに指揮・指導について明瞭にした構成である。
とかく医師の活動に主眼が置かれがちであるが、撮影では看護者の行動に焦点を絞った。
この訓練に参加した本学看護学生80名から、日頃の訓練・心構えの必要性、実状に併せた訓練の重要性、迅速な対応と処置行動、臨場感を持たせる訓練とそこでの看護職の任務の遂行の意義が指摘され、教育プログラムの必要性と課題が提示された。次年度はこの教育教材の評価と改善に着手し、理論編と実際編の2部構成にする予定である。
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