研究課題/領域番号 |
11680003
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐藤 文隆 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90025370)
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研究分担者 |
馬替 敏治 金沢大学, 工学部, 教授 (00019829)
冨田 博之 京都大学, 総合人間学部, 教授 (70025477)
益川 敏英 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (60022612)
永平 幸雄 大阪経済法科大学, 教養部, 教授 (20122195)
直江 俊一 金沢大学, 工学部, 教授 (80019851)
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キーワード | 実験機器 / 物理学 / データベース / 三高 / 京都大学 / 湯川秀樹 / ホームページ / インターネット |
研究概要 |
(1)三高コレクションのHPの開設 三高実験機器のサイズ、性能、材質等のデータをより詳細なものにするために、機器の再調査を行った。デジタルカメラを購入したので、これまで撮影出来なかった実験機器の内部や目盛、刻印等を撮影し、機器のデータをさらに詳しいものにしていった。これらのデータもとに、欧米の実験機器HPを参考にしながら、三高機器コレクションのHPを作成した。そして、2000年3月に京都大学総合博物館のサーバーに三高実験機器コレクションとしてHPを開設した。今年度はまず歴史的実験機器の重要性を啓蒙することが大切と考え、5ページのWeb Pageに4点の実験機器の写真とその解説記事を載せた。 (2)湯川資料リストのデジタル化 京都大学基礎物理学研究所の湯川資料室にある湯川資料のリストは活字化され、雑誌に発表されているが、今後HPで公開する可能性も視野に入れて、リストのデジタル化を進めた。リストが掲載された9冊の冊子(全部で236ページ)をデジタル化し、表計算ソフトExcel(容易にデータベースソフトAccessに転換できる)とワープロソフトWordの形式として入力した。 (3)実験機器カタログの収集 当時の実験機器商品カタログおよび各地の博物館の所蔵機器書は、歴史的実験機器の使用法、歴史的由来答を明らかにする重要な資料であり、欧米の古書店を中心に探索し、収集した。
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