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2001 年度 研究成果報告書概要

バリヤーフリーの衣服設計のための高齢者・障害者・幼児の着衣における動作性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11680106
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 家政学一般(含衣・住環境)
研究機関静岡大学

研究代表者

大村 知子  静岡大学, 教育学部, 教授 (00096786)

研究期間 (年度) 1999 – 2001
キーワードバリヤーフリーデザイン / 被服設計 / 視覚障害者 / 障害者 / 高齢者 / 着用実験 / 所要時間 / 中国人高齢女性の体型
研究概要

本研究は、身体機能に障害のある者や高齢者、幼児が着脱しやすいバリアフリーの衣服設計に関する基礎的研究であり、研究目的は、バリアフリーの衣服デザインのための基礎資料を得ることであった。
先ず、着用実験の方法に関する検討をした。着用実験用に6種類の留め具のブラウスを試作した。着用実験では、上肢に障害を想定したケースと視覚障害のケースを設定した。被験者は健常な学生29名と中途失明者1名であった。
着脱動作の所要時間を分析した結果、障害の種類によって使いやすい留め具は異なった。着脱動作についての感覚評価においても所要時間と同様、袖口のカフスはもっとも難易度が高く、いずれの留め具でも、またどちらの障害においてもバリアが大きかった。
他方、中国の高齢者の体型を捉える目的で、2000年11月に中国ハルピン市において100名を被験者として、62項目の身体計測をした。その結果、高齢者の体つきや身体寸法は、若い婦人とは、明らかに異なった。日本人高齢者の体型とも異なることが明らかになった。
既製服におけるサイズ不適合な部位に関する実態調査の結果について解析中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 大村知子, 春日 綾: "着靴条件と児童の歩容に関する研究"静岡大学教育学部研究報告自然科学篇. 52. (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Tomoko, OMURA, Aya KASUGA: "The Relation of the Way of Shoes Wearing with Child's Gait"Bulletin of Faculty of education, Shizuoka University, Natural Sciences Series 52, pp.2001 Shizuoka University, Faculty of education.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2003-09-17  

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