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2001 年度 実績報告書

インターネットによる数学的コミュニケーションの指導法開発に関する日豪共同研究〜問題提示・解法交流・問題発展を通じての英語による数学的コミュニケーション〜

研究課題

研究課題/領域番号 11680174
研究機関筑波大学

研究代表者

磯田 正美  筑波大学, 教育学系, 助教授 (70212967)

研究分担者 清水 静海  筑波大学, 教育学系, 助教授 (20115661)
キーワードインターネット / 遠隔教育 / コミュニケーション / 数学教育 / 統計教育 / 英語教育 / 文化 / 総合的な学習の時間
研究概要

世界語である算数・数学表記を、自らの創造を表現する言葉して、また、互いに共感する他者理解のための共通言語としてとらえ、直面する課題を解決し、他者理解をはかり、自己実現をめざしての国際的なコミュニケーションを展開する能力・態度を育てる指導法を開発した。
今日的コミュニケーションツールであるインターネットを活用して、次の課題を遂行した。
1)指導法の範型と典型事例の開発
2)数学的コミュニケーションの特質の明確化
3)指導の効果
4)指導に必要な人的物的資材の明確化
特に3年目として,6月、9月、11月に,気象データをもとに行った。まず、互いの自己紹介からはじめ、問題を提示し、エクセルを利用してレポートを作成し、その結果を報告しあった。レポート作成と掲示に労力が割かれ、協同的な問題解決というよりは、互いの成果にコメントを加える範囲に留まった。
協同的問題解決には、統計より数学の問題の方が議論を深める主旨にかなうことが結果としてわかった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 磯田正美: "インターネットによる数学教育を語る視点"日本科学教育学会年会論文集. 25. 37-38 (2001)

  • [文献書誌] 川崎宣昭, 小林良典, 磯田正美: "インターネットによる日豪数学教室間コミュニケーション"日本科学教育学会年会論文集. 25. 49-52 (2001)

  • [文献書誌] 石塚学, 李英淑, 青山和弘, 磯田正美: "数学用携帯端末によるインターネット上での数学コミュニケーション環境の開発研究"日本数学教育学会論文発表会論文集. 34. 139-144 (2001)

  • [文献書誌] Masami Isoda, Barry McCrae, Kaye Stacey: "Cultural Awareness Arising from Internet Communication between Japanese and Australian Classrooms"Proceedings of ICMI East West Conference. (to appear).

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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