研究概要 |
世界語である算数・数学表記を、自らの創造を表現する言葉して、また、互いに共感する他者理解のための共通言語としてとらえ、直面する課題を解決し、他者理解をはかり、自己実現をめざしての国際的なコミュニケーションを展開する能力・態度を育てる指導法を開発した。 今日的コミュニケーションツールであるインターネットを活用して、次の課題を遂行した。 1)指導法の範型と典型事例の開発 2)数学的コミュニケーションの特質の明確化 3)指導の効果 4)指導に必要な人的物的資材の明確化 特に3年目として,6月、9月、11月に,気象データをもとに行った。まず、互いの自己紹介からはじめ、問題を提示し、エクセルを利用してレポートを作成し、その結果を報告しあった。レポート作成と掲示に労力が割かれ、協同的な問題解決というよりは、互いの成果にコメントを加える範囲に留まった。 協同的問題解決には、統計より数学の問題の方が議論を深める主旨にかなうことが結果としてわかった。
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