研究概要 |
3ヶ年研究の最終年度ということで、当初3回の会合を計画し、その通り次のような目標で土・日にもかかわらず分担者・協力者の出席を得て、研究課題に対して有意義に討議することができた。 (1)2001年6月16日(土),17日(日) 横浜国立大学,26名 (2)2001年9月8日(土),9日(日) 横浜市青少年育成センター(関内),20名 (3)2001年12月15日(土)、16日(日) 横浜国立大学,17名 平成11年度・平成12年度並びに本年度6月17日までの小学校・中学校・高等学校における研究成果に関しては、2001年8月6日〜8日開催の第83回全国算数・数学教育研究(埼玉)大会における小・中・高の各部会において協力者の滝井章、山崎浩二、中込雄治の3名の先生方が代表して公表している。研究成果報告書を作成したが、これにはその後の発表をも考慮したものを掲載してある。 代表者自身も、2001年10月20日、杉並区立馬橋小学校で開催された親算研全国大会において、6年生を対象に電卓を使った授業を行った。作業的・体験的活動を通して数への感覚・見通し・考える力を育てるという授業であった。作業的・体験的活動を重視した指導を考えるにあたり、その活動に適した問題を多数開発できた。そして多くの実践を通して、統計学的にではないが、実践した教師、子どもの感想などから創造的活動を促す上で、その活動が有効であることが確かめられた。
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