研究概要 |
1999年11月3日から4日にかけてアメリカ合衆国イリノイ州立大学内のCeMaSTで教育センターで、IMaSTプロジェクトの研究員と教育の目標と評価内容について3時間ほど討論した。また1999年9月に印刷出版された6学年生の教科書、また改訂版の7,8学年生用の教科書を購入した。さらにこの教科書に示されている教具のひとつを実際に組み立てて操作し、学習内容との関係をつかむことができた。これらの資料収集、IMaST研究員との討論を通して、IMaSTのカリキュラムと教育内容の構成、教育目標と評価の関係について新しい知見を得ることができた。特に教科を横断的にとらえているにもかかわらず、それぞれの教科の内容はしっかりと押さえられていることがわかった。また評価は、生徒の側に立った視点で、教師と生徒または生徒同士のコミュニケーションに重点をおいた内容であることが特徴であった。 これらの検討結果もふまえて1999年11月28日に日本教科教育学会第25回全国大会(兵庫教育大学)で、IMaSTのカリキュラム構造、教育目標と評価について2件の発表を行った。
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