1.日本の公立学校とフリースクールでのコンピュータとインターネットの利用に関する観察・面接、記録の作成、分析、理論化 初年度の観察、分析、理論化を継続してさらに発展させた.観察はN市のNスクール、O市のF小学校等で継続した.その際、質的研究ソフトなどの多様なツールを用いて分析を行った.またデジタル出力機能を有するデジタルビデオカメラを導入し、観察校での教育実践を記録し、特徴的な場面や事例を記録・蓄積した. 2.研究経過・成果の公表、他の研究グループとの研究交流 国内の授業研究グループやメディアリテラシーグループ、総合的な学習における情報手段の活用を研究するグループとの研究交流や、国内学会・研究会等での研究経過・成果の公表を行い研究討議を行った. 3.米国の学校、研究者との交流 前年度に訪問したアメリカのフリースクールと頻繁に連絡をとり、観察・分析結果を論文にまとめた.また、同じく前年度に訪問したJ.W.Schofield教授とも連絡を取り合い、観察、記録、分析に生かすとともに、新たな授業内容を構想する材料とした. 4.12年度の研究の総括 上記の研究成果を総括し、最終年度(H13年度)の具体的な計画を立てた.
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