研究課題/領域番号 |
11680222
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
栗山 次郎 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (20024028)
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研究分担者 |
硴崎 賢一 九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (50204326)
橋本 正明 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (20253560)
中川 勝昭 九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (20304868)
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キーワード | WWW / マルチメディア教材 / CAI / ドイツ語教育 / コミュニカティーヴ法 / 中国語 / 韓国語 |
研究概要 |
教材の構成:本教材はWWW上でドイツ語を学ぶように構築される。今まで各国でWWW上のドイツ語教材が作成されているが、そのほとんどは文字と静止画像(絵、写真、図、表)から構成されている。本教材は動画及び音声を含む。言語教育に必要な(読む、聞く、書く、話す)四機能をバランス良く訓練できる(但し現在のハードの水準から、話す訓練は十分には行えない)。これによりコミュニケーション方式のドイツ語教材の試作品が完成しつつある。 システムの構成:動画、静止画、音声、文字(ドイツ語と日本語)、テスト作成、採点などの部分はサーバーに置く。学習者はクライアントからサーバーにアクセスし、データベースから教材を利用する。教師は学習者の学習履歴などを閲覧し、教材の改善に役立てる。教材作成のプラットホームは完成したので、今後の教材作成は進行が早まる。CAIは学習対象者に画一的はスピードと内容でしか対応できない。それでは学習意欲の保持は困難なので、意欲や能力の異なる学習者にも対応できるシステムの構築を目指す。 日本語教材作成の進捗:この教材は10課から構成される。5課までは完成しており、学生に補助教材として提供している。学生からの評価も実施した。今後は10課までの完成を目指す。 韓国語、中国語教材作成の進捗:基本的に日本語の教材を韓国語、中国語に訳して使用する針である。韓国語訳は10課まで中国語訳は5課までは進んでいる。実装には至っていない。
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