研究課題/領域番号 |
11680246
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
板垣 芳雄 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30006431)
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研究分担者 |
萬 伸介 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40019849)
白井 進 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30115175)
吾妻 一興 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (70005776)
森岡 正臣 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (10174400)
瓜生 等 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (10139511)
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キーワード | 林鶴一 / 数学教科書 / 数学カリキュラム / 算数教科 / 教科教育 / 数学教科・教材論 / 関数概念 / 中等教育幾何 |
研究概要 |
1.「林文庫邦書目録原稿」の和書一覧表について、現物との照合作業を終えた。目録原稿作成時から60年近くになり、所在不明の書もかなりあることが判明した。 2.「林鶴一文庫(仮称)」の洋書については大学院生の協力により、タイトル・ページのコピー作業をほぼ終了した。ファイル打ち込み・目録作成は、引き続き次年度以降に行う予定である。 3.「邦書目録」リストを、簡易印刷製本し、研究資料として関係者に送付した。何人かの研究者から、現物の閲覧へ向けての整理を望む声が寄せられている。 4.照合結果について、また「文庫」の書籍の性格について、学会で発表し、他にも、研究交流の機会を作って紹介した。一方、数学教科内容論について、研究分担者各人が研究を発表し、討論の機会とし、あわせて、研究課題を中心に情報の交換を計った。 5.戦後の、「現代化」以後のカリキュラムについて、「関数概念」を中心とする考究を論文にして発表した。今後に続くのが、林鶴一の時代、あるいは、古典への回帰思考であり、そして、再度のカリキュラム研究である。 6.教材論として成果を発表したことに、取り上げている題材で記せば、円周率、三角関数、等積変形、乗法定理などがある。 7.算数・数学教科、図形領域のうち、「論証」教育に関わる研究について、口頭発表を行っているが、研究期間内では、論文作成に至らなかった。今後の作業の一つとなる。
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