• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

英語スピーキング及びライティングの構成分析と指導

研究課題

研究課題/領域番号 11680279
研究機関国際基督教大学

研究代表者

守屋 靖代  国際基督教大学, 教養学部, 助教授 (50230165)

研究分担者 島崎 美登里  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教授 (20235609)
キーワードスピーキング / ライティング / 英語発信の包括的かつ効果的指導法 / 日本人の英語発信の特徴 / 英語発信能力向上 / 英語教育教材開発
研究概要

本研究の目的は、スピーキング及びライティングの構成と実際の指導方法の実際を明らかにした上で、そのデータに基づき、大学英語教育における英語発信の効果的な教授法を研究することにある。本年度は3年の研究期間の最初の年であり、データの収集、文献の検索が主たる成果であった。
1 学習者のスピーキングデータの収集
国際基督教大学および埼玉県立大学の学生達が書いた英語のエッセイを集め、またスピーキングの授業で行われたプレゼンテーションをテープに録り、ライティング、スピーキングのサンプルを収集した。
2 データのコンピュータへのインプット、分析
ライティングサンプルはコンピュータに打ち込み、テープは録音をおこしてデータベースにまとめた。更に、文、パラグラフ内、パラグラフ間の3分野で分析を行ない、その類似点や相違点、日本人に共通する誤りや弱点をマークして、分析、整理した。
3 先行研究資料の収集と分析
ライティングまたはスピーキングを扱い、総合的に英語教育を研究し実践することを示唆する文献をリストすることによって、2技能の有機的な結び付きを意識した収集ができた。
4 大学の英語教育、特に発信教育に関する実態調査
99年8月早稲田大学で開催された国際応用言語学会での研究発表で、英語発信の包括的かつ効果的指導法の実践について所見を述べたところ、参加者から国内、海外のさまざまな大学の実例が寄せられた。
来年度はデータベースの充実を図るとともに国内外で実践されている指導法を実際に見聞し、日本人の英語発信能力向上という社会的要請に応えるべく研究を進めたい。

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi