研究課題/領域番号 |
11680344
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
江崎 浩 東京大学, 情報基盤センター, 助教授 (60311643)
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研究分担者 |
加藤 朗 東京大学, 情報基盤センター, 助手 (20224488)
中山 雅哉 東京大学, 情報基盤センター, 助教授 (90217943)
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キーワード | インターネット / DNS / ルートサーバ / IPSec / デジタルビデオ / IPv6 / ドメインネームサーバ |
研究概要 |
インターネットにおけるトラヒックパターンの測定として、以下の2つの運用システムにおけるトラヒック特性の測定を行い解析を行った。 (1)ルートドメインネームサーバへの問い合わせパケットのトラヒック計測 ルートドメインネームサーバに到着するDNS解決要求パケットをテープドライブに記録し、四要求パケットの問い合わせ元および問い合わせ先情報の解析を行った。ルートドメインネームサーバは世界に13個存在しており、ユーザがどのサーバを利用するかを決定することができるために、DNS解決要求パケットの処理は13個のルートDNSサーバによって分散処理される。測定の結果、アジアからの要求よりも、欧米諸国からのDNS解決要求パケットの割合が多いことが明かとなった。 (2)デジタルビデオを用いた遠隔会議システムにおけるパケットのトラヒック計測 東京大学と慶應義塾大学の間でデジタルビデオを用いた高精細の動画像の転送実験を行い、トラヒック計測と解析を行った。大容量のファイル転送とデジタルビデオ情報の転送、さらにIPSecを用いて暗号した場合に情報転送の場合におけるトラヒック特性の計測と解析を行った。この計測実験により、高速データ通信が行われる環境において、受信パケットの統計情報を記録することが可能であることを、確認することができた。
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