| 研究概要 |
このプロジェクトの目的は、ソフトウェアの形式的仕様と設計の厳密な検証技術を研究することである。この技術では、ソフトウェアシステムを実現するまえに、システムの仕様と設計がユーザの要求を満足するかを検証することにより、主な問題や誤りを発見することができる。その結果,ソフトウェアシステムのコストを減らし、信頼性を高めることができる。
平成11年度には、厳密な仕様テスト技術及び厳密なレビューの研究を行った。具体的には、従来のプログラムにおけるテスト及びレビュー技術が形式的証明手法に統合され、形式的仕様と設計の効果的なテスト技術を研究した。ユニトと統合テストのために、いくつかのテストの策略(strategy)及びテストケースの生成手法、レビューの基本原理とルール、ソフトウェア支援ツールの構築等に関する問題を解決する研究を行った。
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