研究分担者 |
阪口 哲男 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (10225790)
永田 治樹 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (40124200)
田畑 孝一 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (50026085)
藤田 岳久 共立女子大学, 文芸学部, 専任講師 (50238573)
永森 光晴 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (60272209)
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研究概要 |
本研究では,RDFを基礎としていくつかのメタデータ規則に基づいて定義されたメタデータによる情報資源の発見とアクセスを支援する統合的環境の構築を進めている。また,インターネット上では日本語や英語の他に多数の言語による情報資源とそれらのメタデータがあるので,多言語文書の検索や表示機能が要求される。そのため,本研究ではDublin Coreを中心とし,これに利用条件管理と利用環境指示のためのメタデータ規則を加えた記述方式を先行事例を参考にし,RDFに準拠して定義することと,これに基づきメタデータ検索と情報資源アクセスを支援するための統合的環境の構築を進めることを目標にしている。本研究は平成11・12年度の2年次で行うものであり,下記に平成11年度の主たる成果を列挙する。 1.多言語Dublin Coreレジストリ:Dublin Coreの策定を進める組織Dublin Core Metadata Initiative(DCMI)と協力して,Dublin Coreのための多言語レジストリの開発を進めてきた。 2.図書館のWeb情報資源を対象として日中韓英語によるDublin Coreメタデータを試作した。これは本学附属図書館で作成を進めているメタデータと互換性を持つ。 3.雑誌記事を対象としてDublin CoreとRDFに基づくメタデータ記述方法に関する検討を進めた。加えて,アクセス制御,表示制御に関するメタデータの記述方法に関する検討を進めた。 4.XMLを利用したメタデータ作成のための汎用ツールの試作を進めた。
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