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1999 年度 実績報告書

構造を特定できないデータの管理システムに関する研究-万葉集を例としたシステムの構築-

研究課題

研究課題/領域番号 11680417
研究機関山口大学

研究代表者

吉村 誠  山口大学, 教育学部, 教授 (70141116)

研究分担者 中田 充  山口大学, 教育学部, 講師 (60304466)
葛 崎偉  山口大学, 教育学部, 助教授 (30263750)
キーワード国文学作品データベース / 半構造データ / 万葉集 / グラフネットワーク / セキュリティ / モデリング / データベース管理システム
研究概要

・基本データ入力
検索システムのコンテンツとなる万葉集データについて、現在試験公開しているデータを基準として諸写本の調査と万葉集の訓読異同データ調査を行い、基礎入力している.
・半構造データベース管理システム
システムの実装方針、データの格納方式などの基本設計が終了し、実装に取り掛かっている段階である.基本データ型のデータの格納機能の実現が終了しており、データモデルの演算の実装を行っている.現在は格納したデータの単純な検索が可能な段階である.
・万葉集検索システム
半構造データの例として本研究で対象とする万葉集の和歌を、データベース化する際の問題点や検索システムの利用者から見た問題点を明らかにすることを目的として関係DBMSを用いた検索システムを構築し研究者に公開している.
・セキュリティ
研究開発中の半構造データベースを保護するための暗号システムの基本設計を行った.この暗号システムは従来のRSA暗号とネット理論に基づいた暗号を結合したもので、RSA暗号の強度を保ちつつ、暗号化および暗号復号化の速度を数百倍あげることが可能であることを理論的に証明した.またプロトタイプシステムを設計し、それを用いた実験によりRSAより210倍速いことの確認がとれた.

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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