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2000 年度 実績報告書

地球規模航空路ネットワークの拠点空港の最適配置計画の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11680458
研究機関南山大学

研究代表者

鈴木 敦夫  南山大学, 数理情報学部, 教授 (70162922)

キーワードハブ空港 / 施設配置問題 / ボロノイ図
研究概要

球面上のボロノイ図を用いたハブ空港の配置問題について、以下のことを研究した.
1.球面上のボロノイ図を用いて、ハブ空港が2個と3個の場合について、制約付き非線形計画問題として定式化した.数学ソフト「Mathematica」を用いて、厳密解を求めた.この定式化では、ハブ空港間を結ぶ路線のスケールメリットをあらわす変数をパラメーターとしている.このパラメーターの値によって、ハブ空港の位置がどう変化するかを調べた.特に、ハブ空港を設置しても費用が変わらないパラメーターの値(閾値)を計算した.
2.ハブ空港の数が一般の場合、制約つき非線形計画問題として定式化を行った.その際、ハブ空港の接続関係を表す、接続グラフを導入し、実際問題に適用しやすくする工夫をした.解法のプログラムを作成中.
3.成果の一部を、11月に米国で行われた、INFORMS(米国OR・経営科学学会)San Antonio、12月にスペインで行われたEWGLA(ヨーロッパ施設配置研究会)で発表した.各国の研究者から質問、コメントを受け、論文を作成中.

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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