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2000 年度 実績報告書

抗体CDRペプチドを利用する機能分子のライブラリ構築

研究課題

研究課題/領域番号 11680585
研究機関東京工業大学

研究代表者

三原 久和  東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教授 (30183966)

キーワードペプチド / 抗体 / CDR / タンパク質 / 分子認識 / ライブラリ / 立体構造
研究概要

抗体分子の高度かつ多様な分子認識能が注目を集め、種々の応用に展開されている。抗体分子の高特異的分子認識能は軽鎖・重鎖相補性決定CDR部位とそれらの立体的組み合わせにより発現されている。本研究では、CDRの基本機能を合成ペプチド化学的に導き出し、タンパク質・糖鎖・核酸・細胞を高度に認識・結合する機能分子ライブラリを構築することを目的とする。タンパク質データバンクなどのデータベースから得られる抗体の機能ドメインの一次構造の解析を行い、選択された抗体の機能ドメイン構造CDRの分子情報(アミノ酸配列・立体構造モデリング)に基づき、コンビナトリアル化学法により種々のペプチドライブラリを作成した。ライブラリ中から高特異的にポルフィリン類を認識し、結合するペプチドを選別した。さらにアレルギーの原因となるイムノグロブリンEに結合するペプチドの設計にも成功した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Mizuki Takahash: "Peptide Design Based on an Antibody Complementarity-Determining Region (CDR) : Construction of Porphyrin-Binding Peptides and Their Affinity Maturation by a Combinatorial Method"Chem.Eur.J.. 6(17). 3196-3203 (2000)

  • [文献書誌] Mizuki Takahash: "Recognition of porphyrin or protein using peptides derived from antibody CDR"Peptide Science 1999. 395-396 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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