研究課題/領域番号 |
11691008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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応募区分 | 一般 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
角田 太作 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (60126878)
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研究分担者 |
福井 玲 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (50199189)
松村 一登 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40165866)
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キーワード | オーストラリア / ロシア / 韓国 / ウラル諸語 / ボート語 / 朝鮮語 / 語彙 / アクセント |
研究概要 |
角田は8月から9月にかけて、オーストラリア西北部キンバリー地区で調査を行なった。主にワンジラ語(Wanyjirra)を調査し、テキスト、語彙などの情報を収集し、更に、神話、名付け、社会史などの文化的・社会的背景についても、多くの情報を収集した。 松村は、ロシアのレニングラード州キンキセッパ郡に、エストニアタルト大学の研究者Heinike Heinsoとともに出かけ、ボート語の調査のための予備調査を行なった。10月にHeinike Heinso(タルト大学)、1月にImar Tomusk(エストニア教育省)、Jaan Oispuu(タリン教育大学)を招聘し、バルト・フィン諸語をめぐる言語・民族事情に関して研究会を開催した。 福井は、韓国全羅北道南原市において、市内の数地点について、音韻・アクセントを中心とする現地調査を行ない、慶尚道に隣接する地域では、前年度に調査を行なった全羅南道求禮郡と同様のピッチアクセントが存在することを見いだした。
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