研究概要 |
平成12年度はほぼ当初計画の通りに調査を行った。すなわち,タンザニア側ビクトリア湖沿岸の言語として,クヮヤ語の年代別,地域別による音韻調査(加賀谷担当),スンブヮ語の総合調査(カヒギ担当),ハヤ語の音韻確認調査(梶担当)を引き続き行った。ケニヤ側ビクトリア湖沿岸の言語としては,マラゴリ語,グシイ語,ブクス語等の総合調査(湯川担当),スバ語の語彙,音韻,統語の確認調査(宮本担当)を行った。また,ウガンダ側ビクトリア湖沿岸の言語として,ガンダ語の音韻,文法調査(加賀谷担当)を行った。その他の言語として,平成11年度から引き続き行っている南アフリカ国のバツァ語に加え,コーサ語ムポンド方言の語彙,文法の聞き取り調査(神谷担当)を行った。また,タンザニア国のマア語の総合調査(ベシャ担当)と関連して,その近隣のボンデイ語の基礎調査(梶担当)も行った。
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