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1999 年度 実績報告書

アジア開発途上国の教員養成制度とカリキュラム開発における協力支援に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11691023
研究種目

基盤研究(B)

応募区分一般
研究機関広島大学

研究代表者

中山 修一  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (30084122)

研究分担者 岩崎 秀樹  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 助教授 (50116539)
田畑 佳則  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (10155228)
井上 星児  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (70223253)
加藤 荘志  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 助手 (00284232)
グリーク リークレ  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 助手 (30294606)
キーワード南アジア / 東南アジア / 教員養成制度 / 教員養成カリキュラム / 現職教員研修制度 / 教員免許状 / カリキュラム開発 / 協力支援
研究概要

本年度は、国内外の文献調査を踏まえ、インド、ネパール、タイ、ラオス、カンボディアにおいて、各国の文部省や国立教育研究所、教員養成機関などの協力を得て現地資料調査及びインタビュー調査を実施した。今年度の現地調査担当者は、中山修一、田畑佳則、グリーン・リークレ、加藤荘志の4名であった。
現地調査は、次の2つの課題を中心に実施した。すなわち、(1)各国における教員養成制度及び現職教員研修制度の現状並びに課題の発見と改善方策へ向けた取り組みを明かにすること、(2)主要な教科における教員養成カリキュラム並びに教材・教具の開発過程や授業年間指導計画等の現状とその水準向上のための改善方策へ向けた取り組みを明かにすること。
各国における調査対象機関は、インドでは、中央教員養成審議会、ジャミア・ミリア・イスラミア大学教育学部、デリー県教育委員会、師範学校等、ネパールでは、国立トリブバン大学、タイでは、文部省、国立チュラロンコン大学、中央教育審議会、Rajaphat Institute,UNESCO-PROAP事務所等、ラオスでは、文部省、ラオス国立大学、ドムカムサン教員養成大学、カンボディアでは、文部省、プノンペン大学、プノンペン地域教員養成大学、タケオ教員養成大学等を訪問し、関連資料の収集を行った。
今回の資料収集調査で特に注目すべき点は、いづれの国においても、教員の資質向上が緊急の政策課題となっており、教員免許状制度の導入に関して議論が高まり、そのための精度の制定とその導入のプロセスに関する取り組みが、急ピッチで進んでいることであった。来年度は、今年度に明らかにされた教員養成制度をめぐる各国の緊急政策課題に対し、どのような国際協力、支援策が有り得るのかを明らかにすることである。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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