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1999 年度 実績報告書

日本語教育のためのアジア諸言語の対訳作文データの収集とコーパスの構築

研究課題

研究課題/領域番号 11691041
研究種目

基盤研究(B)

応募区分一般
研究機関国立国語研究所

研究代表者

前田 洋 (宇佐美 洋)  国立国語研究所, 日本語教育センター, 研究員 (40293245)

研究分担者 佐野 洋  東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (30282776)
堀江 プリヤー  東京学芸大学, 留学生センター, 教授 (80238790)
中道 真木男  国立国語研究所, 日本語教育センター, 室長 (70150034)
佐々木 泰子  お茶の水女子大学, 文教育学部, 講師 (20251689)
キーワード日本語作文 / 対訳データベース / 誤用分析 / 中間言語 / 対照言語学 / 作文教育 / 作文添削 / 文章構成
研究概要

本研究では,1)日本語学習者による日本語作文 2)作文執筆者本人による母語訳 3)日本語教師による作文の添削 という3つのものを収集・整理してデータベース化し,それに基づく対照言語学的研究をおこなうとともに,日本語教育の実践にも生かしていくことを目指している.本年度はその第1年目であり,主にデータ収集をおこなった.
現在までに,中国・韓国・タイ・ヴェトナム・マレーシア・シンガポール・インドのアジア7か国から,800編あまりの作文とその母語訳を収集し,全体の約2割の作文については添削も完了している.データは,日本語作文についてはa)テクストファイル b)pdfファイル c)画像ファイル,母語訳についてはa)テクストファイル b)pdfファイル,添削情報についてはc)画像ファイルという形式でCD-ROMに掲載する予定であり,現在データ形式変換作業を進めている.またそれぞれのファイルには,htmlファイルによるインデックスからリンクをはることにしており,即座に必要なファイルを取り出すことが可能である.インデックス作成作業も現在進行中であり,2000年7月にはデータベースver.1を完成させ,関係者に配布できる見込みである.
データベースver.1完成後は,研究メンバー内でこのデータベースに基づく分析研究を進めるとともに,世界各地の日本語学・対照言語学・日本語教育の研究者にも研究を依頼する.2000年12月には国立国語研究所内で対訳データベースに関する国際シンポジウムを開催,研究成果の公表をおこなう計画である.

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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