研究課題
基盤研究(A)
1.協議書の策定本調査研究の初年度にあたる本年度は、研究分担者(4名)が平成11年12月に韓国国立中央博物館を訪れ、3ヶ年にわたる本調査研究の具体的な計画内容について協議し、協議書を交わした。2.現地調査平成12年2月13日から26日、3月26日から30日の日程で研究代表者及び研究分担者(7名)、研究一時協力者(1名)が韓国国立中央博物館において関連作品の調査を韓国側研究分担者の協力をえて実施した。その結果は彫刻分野17件、工芸・考古分野39件の関連作品に関する詳細な調書作成、写真撮影、作図が完了した。3.資料の整理本年度作成資料については、(1)日韓双方で作成した作品調書を整理し、(2)本年度撮影乃至複製の(1)4×5カラーポジ36枚、(2)6×4,5カラーポジ27枚、(3)35mmカラーポジ1200枚、(4)デジタルカメラ撮影フロッピーディスク68枚を整理した。4.韓国側研究協力者の招聘平成12年3月5日から14日まで韓国側研究協力者(3名)を日本へ招聘し、日本側研究分担者と共同で、法隆寺献納宝物を中心に、関東地方に遺存する関連遺品を調査し、本年度の調査研究に関する討論を行ない、次年度の研究に備えた。