研究課題/領域番号 |
11691076
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
応募区分 | 一般 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
祖田 修 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (40081111)
|
研究分担者 |
池上 甲一 近畿大学, 農学部, 教授 (90176082)
末原 達郎 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (00179102)
古沢 広祐 国学院大学, 経済学部, 教授 (30219109)
秋津 元輝 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (00202531)
杉村 和彦 福井県立大学, 経済学部, 助教授 (40211982)
|
キーワード | 農業 / 環境 / 地域社会 / 持続性 / 比較農学 |
研究概要 |
本年度は三年計画の初年度として、各メンバーの調査地選定、第一次的調査と基礎的データの収集、文献の収集整理につとめた。その結果、ドイツ、フランス、スエーデン、デンマーク、セネガル、タンザニア、そして日本の中の具体的な調査地において、全体的および個別的なデータを収集し、テーマにせまった。農業は、人口増加、消費の増加、肉食化の中でますます生産性をあげるべきこと、また他方で各地域とも環境の問題、食の安全性の問題が認識されていることがわかった。しかし、アフリカ、ヨーロッパ、日本では、それぞれ自然風土、歴史的発展段階が異り、その事情の上に立って、持続的な農業と社会を構想すべきことが、改めて認識された。研究会を開いて、今後これらを包括する視点を確定していく予定である。またドイツの空間研究・地域計画アカデミーとの共同研究の内容と手順も、相互に確認しあい、国際社会にアピールしうる広い視野と鋭い視点を持った研究として成果をあげるよう努力した。
|