研究概要 |
本研究は諸外国の学校における薬物乱用防止教育の構成,内容,指導方法,および評価方法を調査研究し,我が国の薬物乱用防止教育に資することを目的とするものである。第1年度である本年度は北米およびヨーロッパ諸国を中心に調査した。 (調査対象) 北米 アメリカ合衆国:ミシガン大学社会科学研究所,国際青少年財団 カナダ:ブリティシユ・コロンビア大学 欧州 イギリス:ロンドン健康増進局,アーリング教育センター,ハウンスロウ教育局, ロンドン大学教育研究所 フランス:薬物乱用防止総合対策本部,衛生局国際協力課,パリ大学区衛生教育委員会, パリ大学区リセ&コレージユ (内容) アメリカ合衆国,カナダ,イギリス,フランスにおける薬物乱用の実態,ことに青少年における薬物乱用の実態と背景要因,および各国の薬物教育施策(システム構成,カリキユラム,指導,内容,指導方法,評価方法)に関する調査,資料収集を行うとともに,各国の薬物教育担当者と薬物乱用問題と薬物教育について相互に情報交換をするためのネットワーク作りについて協議した。
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