研究課題/領域番号 |
11691117
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研究種目 |
基盤研究(A)
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応募区分 | 一般 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
手嶋 政廣 東京大学, 宇宙線研究所, 助教授 (40197778)
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研究分担者 |
林田 直明 東京大学, 宇宙線研究所, 助手 (50114616)
佐々木 真人 東京大学, 宇宙線研究所, 助教授 (40242094)
福島 正己 東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (30241227)
石川 文雄 東京大学, 宇宙線研究所, 助手 (30092133)
吉田 滋 東京大学, 宇宙線研究所, 助手 (00272518)
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キーワード | 宇宙線 / 宇宙背景輻射 / 大気蛍光 / 宇宙物理学 / 素粒子 / ダークマター |
研究概要 |
本研究の目的は、大気蛍光法による最高エネルギー宇宙線の観測方法を確立し、より高精度な宇宙線測定を通して、それらの起源に迫ることである。米国ユタ州において、日本グループ、米国HiResグループ、米国Augerグループが協力し、宇宙線望遠鏡の基礎開発研究を開始した。本年度は、宇宙線望遠鏡設置予定地を米国ユタ州の中に10箇所ほど探査し、米国側はそのいくつかについて、土地借用、環境アセスの手続きを開始した。日本グループ、宇宙線望遠鏡カメラ、読み出し電子回路の開発、大気の透明度測定装置の開発を行った。日米間のグループで複数回にわたりミーティングを開き、宇宙線望遠鏡のベースラインデザインについて詳細な議論を行い、100ページを超える綿密なデザインレポートを作成した。また、日本のAGASA、ユタ大学のHiResのデータの詳細な解析結果の突合せが行われ、グライセン限界を超える宇宙線が存在することを確立した。
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