研究課題/領域番号 |
11691128
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
土岐 博 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (70163962)
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研究分担者 |
永井 泰樹 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (80028240)
佐藤 健次 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (60013421)
畑中 吉治 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (50144530)
藤原 守 大阪大学, 核物理研究センター, 助教授 (00030031)
中野 貴志 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (80212091)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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キーワード | メソン / クォーク / ハドロン / スーパーナノサイエンス / サイクロトロン / レーザー電子光 / 巨大科学 / 偏極光 |
研究概要 |
この研究課題「国際中間エネルギーネットワークによる中間子・クォーク系核物理」、通称MESON(Medium Energy Science Open Network)は大阪大学の核物理研究センター(RCNP)が加速器、実験、理論の全体のプロジェクトとして取り組んだもので多くの成果が得られました。 核物理は非常に多彩な学問で多方面からの研究が必要です。原子核は全ての物質の根幹を成しており、その性質はバラエティーに富んでいます。このスーパーナノスケールを見るには、巨大なエネルギーが必要で大型装置を使います。したがって世界で特徴を持った装置を開発し、分担してその真相を見極める努力を必要とします。 このMESONプロジェクトは核物理研究センターの発案で平成9年度から始まりました。多くの国が協力してこのスーパーナノスケールの物理を展開しようというものです。核物理研究センターでは400MeVの陽子を作るサイクロトロンでの中間子と核子の核物理と3GeVの偏極光を作り出すレーザー電子光装置によるクォークとグルオンの核物理を研究の対象としています この科研費により原子核・ハドロン物理が飛躍的に発展し、更に国際協力の基礎が出来上がったと考えています。MESONの当番研究所がドイツのユーリッヒに移ったことも国際協力を作り上げるのに重要でした。
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