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2000 年度 実績報告書

アジア大陸の大陸変形現象を中国に探る

研究課題

研究課題/領域番号 11691129
研究機関神戸大学

研究代表者

乙藤 洋一郎  神戸大学, 理学部, 教授 (90160895)

研究分担者 和田 穣隆  奈良教育大学, 教育学部, 講師 (00252825)
井口 博夫  姫路工業大学, 環境人間学部, 教授 (40112073)
松田 高明  姫路工業大学, 理学部, 教授 (50145827)
キーワード地球科学 / 地球物理学 / 古地磁気学 / テクトニクス / 大陸変形 / 中生代
研究概要

(1)変形のない可能性である地域と(2)変形をおこした可能性がある地域の,2地域に,計3隊の調査隊を派遣した.
[無変形地域]A隊:湖北省の随州市周辺にひろがる白亜紀の赤色砂岩層を研究対象に選び,2000年9月15日より9月25日のあいだ調査をおこなった。公安塞層から17箇所170個の赤色砂岩を採取した。
[変形地域]B隊:タリム盆地の南北地域,コンロン山脈の北麓とテンシャン山脈の南麓を研究目的地域と選び,2000年9月25日より10月27日のあいだ調査をおこなった。コンロン山脈の北麓の東和と且末周辺に分布するジュラ紀の巴工布蘭沙層群の赤色砂岩を,テンシャン山脈の南麓の庫車北方に分布するジュラ紀の阿合層,陽霞層,克攻勒努爾層の砂岩を古地磁気学研究のための岩石とした。46箇所で380個の試料を採取した。C隊:中国貴州省平塘周辺と独山の西部を研究対象地域として,2000年11月1日より11月18日のあいだ調査をおこなった.下部石炭系上司段/中部石炭系黄龍詳・中部石炭系黄龍群・下部ペルム系最上部茅口組中部-最上部、下部ペルム系最下部栖霞組・上部ペルム系中部下部ペルム系最下部栖霞組から石灰岩・ドロマイトを研究対象岩石として,計545個の岩石試料を古地磁気学のために採取した.
[測定]神戸大学において,採取した岩石の古地磁気測定を行っている.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Ken,SATO: "TERTIARY PALEOMAGNETIC DATA FROM NORTHW ESTERN YUNNAN.CHNA."Earth Planet.Sci.Lett.. 185. 185-198 (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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