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1999 年度 実績報告書

人工衛星の利用と現地植生調査による日韓中の環境測定と検討

研究課題

研究課題/領域番号 11691147
研究種目

基盤研究(B)

応募区分一般
研究機関金沢大学

研究代表者

村本 健一郎  金沢大学, 工学部, 教授 (70042835)

研究分担者 御影 雅幸  金沢大学, 薬学部, 教授 (50115193)
久保 守  金沢大学, 工学部, 助手 (90249772)
藤田 政之  金沢大学, 工学部, 教授 (90181370)
鎌田 直人  金沢大学, 理学部, 助教授 (90303255)
キーワード東アジア地域 / 植生 / リモートセンシング / 現地調査 / スペクトル特性
研究概要

森林は、地球上の生物の生存環境を保つ上で重要な役割を演じている。最近、東アジアでは、森林が人為的や環境変化などの理由により年々減少していると言われているが、その定量的な解析は十分に行われていない。本申請研究では、
1.まず、特定の地域における植生について、人工衛星によるリモートセンシングならびに現地調査を行うことにより、リモートセンシングのグラウンド・トルース(Ground truth)を確立する。
2.次に東アジア地域の植生の広範囲な時空間解析をリモートセンシングにより行う。
3.日中韓のリモートセンシングならびに森林に関する研究者が、共同で現地調査と討論を行う。
ことを目的として、以下を行った。
(I)日本における植生調査並びに研究打ち合わせ
植生のリモートセンシングのグラウンド・トルースを確立するために、中国の研究者3名および韓国の研究者2名を招聘し、以下の通り、現地植生調査と研究討論を行った。
1.本学メインキャンパスの森林域にて植生調査を行った。
2.植生の分布ごとのスペクトル特性を測定した。
3.2.の測定を行った日のランドサットデータを購入し、センサごとの解析を行った。
4.地上の観測データと衛星データとの対応を検討した。
5.植生にする研究者へこれらの研究内容を公開し討論するために、シンポジウムを開催した。
(II)中国および韓国において植生調査のための資料収集並びに研究打ち合わせ
中国および韓国における植生調査を行うための資料収集並びに研究討論を行った。
1.中国科学院の衛星信号受信装置等の視察を行った。
2.中国の現地植生調査の資料を収集すると共に中国の研究分担者と討論した。
3.韓国林業研究院の樹木観測タワー等の視察を行った。
4.韓国の現地植生調査の資料を収集すると共に韓国の研究分担者を討論した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K.Muramoto,R.Komura,F.Chen and M.Kubo: "Analysis of temporal changes in vegetation in central Japan by remote sensing and ground data"Proc.Int.Conf.Geosci.Remote Sensing. vol.II. 1090-1092 (1999)

  • [文献書誌] K.Muramoto,N.Kamata,T.Kawanishi,M.Kubo,R.Komura and M.Fujita: "Comparison of vegetation index measured from three different altitudes"Proc.Int.Conf.Geosci.Remote Sensing. (Accepted). (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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