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2000 年度 実績報告書

モンゴルの草原に関する国際学術研究:草原の環境維持、放牧と経済発展の関係

研究課題

研究課題/領域番号 11691170
研究機関東北大学

研究代表者

栗林 均  東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (30153381)

研究分担者 鈴木 岩弓  東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50154521)
広瀬 忠樹  東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90092311)
佐藤 源之  東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (40178778)
吉田 順一  早稲田大学, 文学部, 教授 (70063716)
横山 隆三  岩手大学, 工学部, 教授 (60005395)
キーワードモンゴル / 草原 / 放牧 / 環境 / 市場経済 / 社会変化 / データベース
研究概要

今年度は、研究の2年目で最終年に当たる。前年度に引き続いて、1.モンゴル現地調査、2.研究者間の交流と意見交換、3、各種データベースの構築、を行った。
1.今年度は、共同研究のメンバーのうち8人が、モンゴル国および中国内蒙古地区への調査旅行を行った。主な調査は、牧地植生調査、地下水理調査、民俗調査、文献資料調査、雪害状況調査、言語調査等である。現地において計測データや文献資料を収集した。
2.研究者間の情報交換と交流、および研究成果の発表のために3回(6月,11月,2月)の研究集会を開催した。そのうち1回は、共同研究のメンバーによる研究の中間発表会であった。他の2回の研究会では、モンゴル人研究者3人を含む5人の報告と講演が行われた。
これに加えて、2000年8月にはモンゴルから3名の研究者を招き、「21世紀のモンゴル研究の課題」と題する国際ワークショップを開催した。ワークショップでは共同研究のメンバーをはじめ10人の研究者が発表を行った。
3.前年度に引き続いて、(1)気象衛星ノアからのデータを解析したモンゴル地域の画像データベース、(2)アジア地域のAVHRR10日間モザイク画像データセットのデータベース、(3)モンゴル文語文献資料の電子化データベースの構築を行った。(1)のモンゴル地域画像データベースは、1999年8月分からの蓄積を東北アジア研究センターのホームページで一般に公開している。
これらの研究成果の一部は200頁を越える「実績報告書」としてまとめて公刊した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 横山隆三 他: "アジア地域の10日間AVHRRモザイク合成画像データセットの作成"写真測量とリモートセンシング. 39-1. 33-38 (2000)

  • [文献書誌] 吉田順一: "日本人によるフルンボイル地方の調査-おもに畜産調査について"早稲田大学大学院文学研究科紀要. 45-4. 57-69 (2000)

  • [文献書誌] 岡洋樹: "清代ハルハ・モンゴルにおけるタイジと隨丁"国際文化研究. 6. 29-43 (1999)

  • [文献書誌] Tadaki Hirose et al.: "Interspecific differences in above-ground growth patterns result in spatial and temporal partitioning of light among species in a tall-grass meadow"Journal of Ecology. 87. 583-597 (1999)

  • [文献書誌] 佐藤源之 他: "地中レーダによる垂直誘電率構造の推定"信学技報. 99-100. 61-68 (1999)

  • [文献書誌] 栗林均: "『孝経』のモンゴル文語における曲用語尾の特徴"Journal of the Altaic Society of Korea. 9. 125-134 (1999)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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