研究課題/領域番号 |
11691178
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
系統・分類
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大場 秀章 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (20004450)
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研究分担者 |
塚谷 裕一 岡崎国立共同研究機構, 総合バイオサイエンスセンター, 助教授 (90260512)
秋山 忍 国立科学博物館, 植物研究部, 主任研究官 (50196515)
若林 三千男 東京都立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50087152)
宮本 太 東京農業大学, 農学部, 講師 (00241092)
池田 博 岡山理科大学, 総合情報学部, 講師 (30299177)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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キーワード | ヒマラヤ / 植物相 / 高山帯 / 種多様性 / 生物地理学 / 高山帯植物相 / 倍数性 / チベット高原 |
研究概要 |
1.現地調査:ネパール、ミャンマーおよび中国にて下記の調査を行った。調査の主目的は、種子植物相を詳細に調査し、標本を収集すること、ならびに繁殖システムと動態、変異性を観察し、さらに帰国後の室内での分析に必要な試料を採取することである。 (1)ネパール:ジャルジャル・ヒマール地域(1999年8月から9月);東部地域(2001年5月から6月)。 (2)ミャンマー:中部地域(2000年8月)。 (3)中国:雲南省梅里雪山・中旬県(1999年8月から9月);チベット東部(2000年7月から8月);雲南省西北部、チベット東・中部(2001年7月から8月)。 2.収集した標本・試料等にもとづく分析 (1)分類学的研究:採集した標本を中心に同定を行い、新種ならびに分類学上の新知見について発表を行った。 (2)細胞遺伝学的解析:Saxifraga(ユキノシタ科)、Potentilla(バラ科)、Impatiens(ツリフネソウ科)、Saussurea(ともにキク科)等で、染色体を解析した。 (3)帰国後の分子遺伝的解析:Rhodiola(ベンケイソウ科)、Saxifraga(ユキノシタ科)、Impatiens(ツリフネソウ科)、Saussurea(ともにキク科)等で分DNAを抽出し、rbcL、ITS1、trnF-trnL non coding region(trnF-L)の遺伝子領域で解析を行っている。
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