研究課題/領域番号 |
11691185
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研究種目 |
基盤研究(B)
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応募区分 | 一般 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
戸部 博 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60089604)
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研究分担者 |
村上 哲明 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (60192770)
瀬戸口 浩彰 京都大学, 総合人間学部, 助教授 (70206647)
荻沼 一男 高知女子大学, 生活科学部, 教授 (30106794)
徳岡 徹 京都大学, 総合人間学部, 助手 (90303792)
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キーワード | 系統 / 植物進化 / ニューカレドニア / 南太平洋 / New Caledonia / Pacific islands / Phologeny / Plant Evolution |
研究概要 |
研究代表者戸部は、平成11年8月に開催された、第16回国際植物会議に出席し、アルセウオスミア科などの花の進化に関する予備的報告を行った。 研究分担者荻沼は、ニューカレドニア固有の科、Amborellaの体細胞染色体数と核型をはじめて明らかにした。また、平成12年3月、台湾産Begoniaの2 4taxaの採集をおこなった。これらは、染色体数及び核型を明らかにすることを主目的として行った。 研究分担者瀬戸口は、ニューカレドニアにおけるシシガシラ科シシガシラ属の適応放散の調査を行って、12種の分布土壌と生活型を把握し、形態比較とDNA観察用の試料を採集した。また、ニューカレドニアにおけるモクマオウ科の全2属10種の葉・花序・果実の採集を行って、胚発生・系統解析・比較形態学用の試料として持ち帰った。 研究分担者村上は、ニューカレドニア・リフー島でホウビシダ類1種を採集した(採集者は篠原 渉)。その生サンプルを日本に持ち帰り、rbcL遺伝子の塩基配列を決定した。 研究分担者徳岡は、平成12年1月から2月にかけてニューカレドニア南部州及び北部州に赴き研究材料の採集を行った。トウダイグサ科ネオグイラウミニア属、アウスロトブクサス属、ロンジェティア属の花及び果実の採集を行なった。
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