本研究プロジェクトは、平成11年度に開始されたが、代表者は、既に10数年前よりセルチューイ・エセンベル教授を中心とするトルコ側のボアジチ大学グループと*上比較近代化研究につき接触をもち、意見交換と実質的な共同研究を進めてきた。また日本側トルコ専門家である鈴木は、国際日本文化研究センターの笠谷和比古教授の日本史についての共同プロジェクトに比較の観点から参加し、研究を進め同プロジェクトの報告書にも寄稿してきた。来年度は初年度であり、日本側及びトルコ側で相互の比較と基礎とするべき基礎視角構築のための検討及び意見交換を*けた。その結果をふまえ本年度は東京及び京都で、研究代表者、分担者に加え、研究協力者として日本側では東京大学大学院総合文化研究科の三谷博教授、トルコ側でボアジチ大学教授ビンナズ・トプラク博士が加え計8名を中心に日本近代比較研究のワークショップを開催し、研究発表と討論を行なった。 このワークショップには、日本人及び来日中の各国の関係研究者も参加し活発な*が行なわれた。ワークショップ終了にあたり、平成12年度に今回の成果をふまえて、今度は日本側もイスタンブルでのワークショップに参加し、研究を深めることとした。*来年度も、同じくトルコの日本学研究の権威の1人中東工科大学のメラ・トゥンジョク教授を招き共同研究の批判を*
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