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2000 年度 実績報告書

国際共同による地域素材遠隔学習番組の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 11694016
研究機関メディア教育開発センター

研究代表者

吉田 雅巳  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80221670)

研究分担者 山地 弘起  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (10220360)
山田 恒夫  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70182540)
坂元 昂  メディア教育開発センター, 研究開発部, 所長 (00016338)
瀬田 智恵子  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70280542)
広瀬 洋子  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80208884)
キーワード遠隔教育 / 僻地教育 / 通信衛星 / 遠隔学習 / サテライト / 山岳民族
研究概要

3月4,5日に国際通信衛星実験を実施した。これは,日本初の通信衛星を活用した全世界への教育コンテンツの配信実験である。実験では日本で唯一活用できる国際通信衛星のパンナムサット,パス4,5,8の3つの通信衛星を連携して同時に世界配信を実現した。
当日は日-タイ共同開発した教育番組のうちの8本と,本実験に参加してくれたインドネシア教育省のメディア研究所プステコムからの教育番組1本の配信が行われた。
実験は,インドネシア,タイの研究機関でモニター,評価されたと同時に,地域文化への影響,貢献を調査する目的でタイ国メーホーソン県の山岳民族村にソーラー発電設備を併せた受信設備を設置し,これまでTVを視聴した経験の無い人々を対象に,初めて教育TVを視聴してもらった状況をモニター調査した。その際の様子は,女性学,社会学,教育学,国際協力などさまざまな領域を専門とする研究達により直接調査されている。
この実験そのものも世界に類を見ない取り組みで,これまでに情報通信メディア使用の経験の全く無い人々が,急速なメディアの導入と,メディアを通じた学習に如何に対応してゆくかは重要な知見となる。
これらの貴重なデータは今後分析を加え学会誌等に報告する計画である。
実験の日程かプロジェクト期間の最後になったために,プロジェクト期間の報告は限られるが,今後この先進的実験の知見は幅広く公開してゆく計画である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 吉田雅巳: ",大学・大学院のバーチャル化の課題とこれから。情報通信技術とボーダレス化,大学の国際化"授業改善,地域科学研究会・高等教育情報センター講演資料. 2-15 (2000)

  • [文献書誌] 川浦康至,浜野保樹,吉田雅巳,黒岩雅彦: "IT革命の行方とネットワーク社会"In情報とネットワーク社会III,情報処理教育研修助成財団(FINIPED). No.94. 5-22 (2000)

  • [文献書誌] 大作勝,吉田雅巳,森田俊信: "開発途上国の僻地教育を支援する通信衛星教育番組受信方法の開発"日本教育工学会研究報告集. JET2000-6. 53-60 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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